中小零細事業者にとってのYoutubeという爆弾

こんにちは。鳥海です。

本日はyoutubeのビジネス活用についてお話ししたいと思います。
と言いますのも、私自身がそのすごさを実感してしまったからです。

SNS全盛時代

昨今はSNS全盛であります。とくにBtoCの業界ではSNS活用はもはやマストと言ってもいい状況でしょう。とくに飲食業界などではもはや定着した”映え”という効果は無視できません。すこしでも珍しいものがあれば、老若男女皆が写真を撮ります。そんな光景を見たことがない人はいないでしょう。

BtoCタイプの商売では、目の前にある製品・売り物はかならずSNSで宣伝するのは何よりの武器です。

そんなことは言わずともわかっていますが、Instagramがなんだか下火になりつつある現状で、もっとも効果的なものはやはりYoutubeです。

Youtubeの効果

現在、個人的に中古車販売店のサポートをしています。開業から1年がたとうとしていますが、場所探しからスタートしたので、実質的な営業開始からはまだ3カ月・1クオータが経過したのみとなります。

約150坪、在庫10数台のちいさな車屋ですが、すでに来月は単独黒字の見込みです。投資回収こそまだですが、2期目では軽く初期投資回収までいくことでしょう。

中古車販売業の集客

通常、中古車販売業の集客ルートとしてはカーセンサーとGooの2強が圧倒的です。ほかにもポータルサイトはあるものの、この2社がほぼ独占と言っていいでしょう。

実際に、2社以外も試していますが、全く反響はありません。他SNSを初期入り口、着地点としての反響はありますが、そのポータルをみて問いあわせてくる顧客は皆無です。アクセス数も大した数ではありません。

対して、Gooやカーセンサーは圧倒的です。アクセス数が段違いです。しかしながら、そこには問題もあって、掲載している同業他社も多いため、けっきょくはポータル内で「価格競争」に陥ってしまうという悪癖があります。ようは注目されても安くなければ売れないということです。最安値である必要はないのですが、SEOと同じで1ページ目に出てこないと見向きもされないという状況です。

Youtubeの集客

そこで登場するのがYoutubeです。結論から言いますと、Youtubeを入り口として3カ月で10数台が売れました。顧客を持たない新規開業ましてや業界経験もない人間が開業してわずか3カ月で10数台も販売するというのは、はっきりいって快挙です。

月当たりに直すと3~4台なのですが、スタートダッシュのひと月目は当然売れないので、2カ月目から急に反響が増えだしたという感じです。

Youtubeで集客効果を出すためには

youtubeで集客効果を出すためにはいろいろ大変な面があるため万人にお勧めできるかといえば、実はそうではありません。

一昔前はスマホ一台で稚拙な動画でも視聴数を稼げましたが、すでにyoutubeも激戦区となってますので、スマホで何も考えずに適当に作った動画では見向きもされません。アクセス数もよくて100とか200、多くの動画が数十止まりだったりします。

しっかりと顔出ししてアピールする

前提として、顧客が問いあわせるのが怖い業界などは、しっかりと顔出しして安心感をアピールするのが何より大切です。たとえば、当社が得意とする不動産業界などはお店に行くのが怖い業界です。中古車業界も同じく、行くのがこわい業界ですので、顔出しして笑顔でアピールするのがマストです。

カッコつけてガッツポーズとか昔のワル自慢とか論外です(そういう客を集めたいならアリかもですが)。

動画の質を上げる

質を上げるといっても、プロのようにきっちりとした必要はありません。むしろ制作会社がつくったようなプロっぽい動画は敬遠される恐れさえあります。あるていど素人ぽさを残しつつも、ちゃんと起承転結を考え、構成をしっかりと意識して撮影・編集して動画を仕上げることが必要です。

撮影はスマホでも十分です。実際に私がサポートしている中古車販売店もiPhone13で撮影しています。

「いいたいこと、してほしいこと」を簡潔明瞭にする

いちばん大事なのが、何をしてほしいのかをしっかり決めるということです。

youtubeをやるうえでいちばん皆が間違いに陥りやすいのが「めざせyoutuber」になってしまうことです。再生回数を上げて一攫千金を狙いたいならそういう方向で動く必要がありますが、正直なところ今更むつかしいです。

実業をすでにやられている方は、youtubeで稼ぐことよりも、自分の商品やサービスを売ることを第一に活動したほうがいいです。間違いないです。

何が優れているのか、どうしておすすめなのか、そういったことを簡潔明瞭にアピールする力が必要です。もしできないのであれば、それはYoutubeを使ってアピールする前に商売のあり方を再考することが必要です。

まとめ

youtubeめちゃくちゃ効果あったので、ブログ書きました。今の時代ブログも弱くなりましたが、ブログ・Twitterで情報発信を続けることに意味がないわけではありません。集客効果としては弱くなりましたが、ノウハウなどを提示し続けることによって、まだまだ検索効果は高いですし、既存客・見込み客へのアピール効果としてはまだまだ効果的です。

なにより、中小零細事業者が多額のコストをかけずとも、労力とアイデアで集客と成約を実現できるネットメディアは「やらないことがリスク」でさえあります。やってみてダメならやめればいいだけなんだから。

 

以上、また進展ありましたらブログに書いてみたいと思います。

それではまた。

 

このページの執筆者
だれ?
Toriumi

1975/08/01 生まれの16歳 高知県出身 東海大学卒 やさしくておおらかなO型 趣味はパソコン組み立てとメダカのお世話。
不動産会社1000社以上訪問。不動産業界や宅建協会等での研修・講演やコンサルなど多数経験。

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