チャンネル登録者2000人の効果
サポートしている中古車販屋Youtubeチャンネルの登録者2000人を超えました。昨年1月から始めてるので1年3カ月です。
チャンネル登録者1000人を超えたあたりから風向きが変わり始め、1000人台後半あたりから動画を出せば車が売れるようになりました。動画で紹介した車が売れるわけではなく、在庫車がなんらか動く状態となってます。もちろん値付けと車種人気次第では紹介した車がすぐ売れるというようなこともあります。
ネット界隈だと登録者2000人など底辺ユーチューバーとして馬鹿にされますが、youtube収益など狙わず事業者として実業に誘導することを考えたら十分すごい数字なのです。個人経営の車屋のファンが2000人、のべ8万人も動画を見てくれるのです。これはすごいことです。youtubeは広告収益を狙うのではなく、実業を生かす活用をするべきだと考えます。
中古車屋の集客の現実
中古車業界も不動産業界と同じで集客はポータル頼みの現状が続いてきました。
しかし、中古車の場合、カーセンサーやグーに掲載してもエンドユーザーに「安い順」に並べられてしまい品質関係なく価格競争に陥ってる現状があります。1ページ目の安い順に30台以内くらいに入らないと反響がないという現実があります。
なので中古車業界は「嘘の安値」で客を釣り、諸費用(オプション)名目でボッタくりを行うという状況が長らく続いてきました。昨年10月より「総額表示」が義務付けられ諸費用ボッタくり手法はなくなるかと思われましたが、依然として行われています。消費者の無知に付け込んだ手法はなかなかなくなりません。
ポータルではウソ価格ばかりの安値激戦、チラシなどいまどき効果あるわけもなく、メイン街道沿いでもない立地のいいとは言えないようなまじめな中古車屋さんは集客に疲れ果てている現状があります。
そんな業界環境の中で、ほぼyoutubeで集客・成約ができている現状に自分でも驚いています。縁のない土地・顧客ゼロ・業界経験無しから初めて毎月コンスタントに売り上げを立てています。youtube様様です。
youtubeが効果あるとはいえ、ただ動画撮って出しているわけではありません。
少ないとはいえ登録者が増えて車が売れるようになったのはある程度戦略的に考えてやっているからです。それでももっともっと良い方法はあるのかもしれませんが、とりあえずは成果が出ました。
本当は街の不動産でもyoutubeやって成果だしてみたいのですが、僕の周りで不動産屋さんに営業かけてみましたがyoutubeやりたい方が皆無でした。いくら効果があっても動画一本5万円は街の不動産屋さんには負担が大きいのかもしれません。中古車屋より利幅が大きいのですぐペイするのですけどね。残念。
SNS集客の現実
現状、SNS広告の旬は過ぎたとはいえ、まだまだ効果があります。
YoutubeがSNSかどうかはさておき、自社ネット配信の重要性は現代ビジネスの根幹にあると考えます。規模の大小問わずです。
たとえば、飲食店などはインスタ必須なかでもショート動画でしずる感を出すのは必須です。ただ漫然と写真を撮ってアップして効果がないという方が多いのですが、同業他社を研究しましょう。いま飲食のショート動画はすごいです。インスタ・Facebookなどでメチャクチャおいしそうな動画が流れてきます。メニュー作成にお金払うのと同じ感覚でショート動画は作っておきましょう。
SNSやってるかやってないかの差は大きくて、やってない=存在感がないということになります。スマホでなんでも調べる時代、そこに出てこなければ存在しないのと同じなわけです。
お客さんが選ぶのは1社のみです。数あるライバルの中から選んでもらうには選ばれるだけの理由を用意しておかなければなりません。いかに魅力的に見せるかが勝負の分かれ道。魅力的と言ってもその中には安心安全なども含まれます。総合的にで「ここに決めよう」と判断してもらう必要があるわけです。
「知ってもらい・感じてもらい・判断してもらう」いつの時代も広告の本質など変わりません。時代によって手法が変わるだけでようは同じことです。ただ手法が変わるということはやり方も変えなければいけないということ。今の時代はSNSだということです。
それではまた。