「炎上している動画について」話しただけで飛び火食らう
現在、車屋さんのyoutube運営をサポートしてますが、その中で「雑談」を動画にとってアップしました。雑談の内容はその時に炎上していた車関係のとある動画について車屋の立場から、ということで軽くしゃべってみました。
そしたら、そしたら、みごとにこちらにも火の粉が舞い散ってきました(炎上というほどではないのですが)。
動画はいつもの倍の速度で再生回数を増やしていきました。ホットな話題にからむと効果すごいな!と思ったのも一瞬、気が付いたら批判コメント・アンチコメントであふれかえってしまいました。。。
別段、誰を何を責めたわけでもなく中立な感じでの雑談だったのですが、何が気に入らなかったのかこちらへの批判も止まず、翌日から翌々日にかけてはひたすら批判コメントを消す作業に追われました。とりあえずみんなが叩くから自分も叩く集団正義のつもりでしょうか。こわいものです。
とりあえず、チャンネル登録者が1500人ほどいて、その固定客の皆さんは擁護コメント入れてくれたので結果的には事なきを得ましたが、大変な経験をすることとなりました。しかしまぁ批判コメントが容赦ないので、あれは心折れる人が出るもの納得です。ネット批判にさらされ自殺者まで出ているのは周知のとおりですが、いまの世の中正義ぶって何気ない気持ちで書き込む人が多いので大変です。
ネットは匿名ではないというのがわかってない人が多いです。
ネットは匿名ではありません。むしろネットは個人が特定しやすいです。youtubeに限らずネット全般で昨今はスマホからアクセスする人が多いです。スマホだとなおのこと特定しやすいです。
ホームページやyoutubeを「開く」ことを「アクセス」するなんていうでしょう?アクセスしてるんですね。接続してるんです。だれに接続してもらってるんですか?それはドコモやソフトバンクやauなどの携帯会社だったり、NTTやビッグローブやニフティやらのプロバイダですよね?
ユーザーがアクセスした瞬間、機械的にアクセス先とユーザーとをつないでいるわけです。そして何時何分に誰がどのサイトにアクセスしたかの情報を会社は持っているわけです。なので割と簡単に個人は特定されてしまいます。
もちろん気軽にわかるわけではなく弁護士や裁判所を通じて「情報開示請求」をかけてということではありますが。
なんにせよ、ネットは匿名だと信じて汚い言葉で書き込む無知な輩が多いですが、ネットは全然匿名ではありません。たんにプログラム的に「匿名に見せているだけ」です。
書き込む人の多くが中高年の男女だそうです。気を付けましょう。誹謗中傷が名誉棄損として訴えられると100万円前後+弁護士費用がとられます。現金がなく払えなかったら財産を、財産がなければ給料を差し押さえられます。会社にも同僚にもバレますので仕事できなくなるかもね。気を付けましょう。軽い気持ちや一時の感情で自分に直接関係ないことで腹立ちまぎれに書き込んだだけで人生終わる可能性があります。
炎上商法はリアル商売連動youtuberは✕
炎上商法という言葉があります。わざと炎上させて再生数を稼いで知名度を上げるという手法。有名youtuberもよく使います。
youtuberとして収益だけを稼ぎたいのであれば炎上商法は有効でしょう(規約に触れてアカウント削除されないかぎり)。
ただし、車屋・不動産屋みたいに実業とリンクしているところは円上商法は絶対NGです。実業の風評被害うけますから。再生回数なんかまわっても意味がないです。商売は信用、一度棄損した信用を回復させるのはすごく難しいです。なので炎上するような、物議をかもしそうな話題に触れるのはNGです。
今回の教訓から、炎上に近づくのも話題にするのもNGですね。ホント痛い目にあいました。ぜんぜんいいことなかったです。
とほほ……