先ごろよりブログに書いている「友人の中古車販売店開業」の成功例についてです。youtube活用してうまくいきましたので、その顛末を少し。
全部ゼロスタートから10ヶ月で約40台を売る男
開業したてで1人+αということなので、成功というにはおこがましくはあるのですが、10カ月足らずで約40台ほど売ってるのでまぁうまくいっているといっていいかと思います。
「徒手空拳・自己資本のみ・顧客ゼロ・地の利ゼロ(地方移住)・業界経験ゼロ」からはじめて中古車屋開業してこれだけやるのは実際難しいかと思います。
もうちょっというと、車販だけなので修理フィーも取れません。
開業したてなので月間黒字は達成していますが決算は赤字です。初年度は準備もあり中途半端な稼働月になるため当然赤字。2年目進行中ですが、スタート切り始めたところからの引き続きなのでトータルで見るとトントンか赤字になりそうではありますが、この調子でいくと3期目で軌道に乗ることでしょう。
さて、なぜ初年度で1人で何十台も売ることができたのか。それはyoutubeを活用したからです。WEB活用でもSNS活用でもありません。youtubeです。ちなみにTwitterもやってますがフォロー数はひとけたですので役に立ってはいません。
youtubeできちんと自己開示を行い、商品の魅力を伝え、必死に自己アピールした結果、うまくいったのです。
youtubeをやっている車屋なぞいっぱいいますが、再生回数ひとけたふたけた行っても2,300回というところも少なくありません。そんな競合の中で動画出せば千の単位は必ず行くほどに成長しました。平均的には2000~3000回再生が多いです。youtubeを見慣れた人からすると「たかだか再生数2000回かたいしたことないな」と思われるかもしれませんが、事業者からして1発で2000人に見てもらえる媒体、しかも興味ある濃い2000人に見てもらえるというのは媒体効果としては割と驚異的です。アーティストのZeepや中野サンプラザ公演とおなじくらいですのですごいことなんです。
Youtuber(ユーチューバー)になって動画で稼ぐというつもりは毛頭なく、あくまで「中古車を売る」ということが目標ですので、再生回数を追うのではなく見た人に買ってもらうもしくは注文(こういうの欲しいけど探して)をもらうということのみが目的です。最悪再生回数なんていくらでもいいんです。1人が買ってくれればOKもう1人が注文してくれたら万々歳なのです。
多くの会社がちょろっとやって「効果ない」とか言い出すのは、再生回数だけ注目して大事な本業回帰を考えてないからだろうなと思います。
どのようなものでもそうですが、ちょっとやったくらいでは成果など出ません。
ある程度やって徐々に効果が出て花が咲くのが世の常です。なので、上記をふまえてどうやったら顧客に情報やメッセージが届くか、そして、どうやってその後の行動(問い合わせ)に移るだろうかなど試行錯誤を重ねつつ、自分にとってベストを探っていくのがうまくいくために大事になろうかと思います。
そういう感じで10ヶ月で40台売れました。来年は倍売る計画です。そのためには業務の効率化と置き場確保とかもあるわけで、、、といろいろありますが、とりあえず記事が長くなってきたので、具体的なyoutubeの活用法は次の記事で。
それではまた。
PS)